こんにちは、暮らしデザイナーのshioriです。
新型ウィルスの流行によって、この1年で一気に普及した「リモートワーク」
私も自宅で仕事をすることが多いのですが、
もっとこうしておけば良かったな~と思うことが結構あります 。
そこで今日は、自宅でも快適に仕事ができるワークスペースの作り方を
手描きの間取りとともにご紹介します。
書斎や作業スペースが欲しい!という方はぜひご覧ください。
オープンタイプ
LDKの一角や、2階ホールに設けるタイプのワークスペース
仕事だけではなく、家事や宿題をしたりと、様々な用途に使えるタイプです
造作カウンターにして、カウンター下に収納スペースを設けたり
カウンター横に本棚をつくるのもオススメ。
家族の気配を感じられたり、家事の合間にさっと作業ができるのがメリットですが、
集中して仕事をしたい方、ビデオ会議が多い方には不向きな間取りです。
(TVの音が気になる、ビデオ会議に家族の声が入ってしまうなど…)
また、散らかりやすいため収納の方法をシミュレーションしておくことが大切です。
2階のホールなどに設ける場合は空調の計画もしっかり行いましょう。
セミクローズタイプ
半個室のようなスペースで
キッチンの横に設ければ、パントリー兼ワークスペースにもなります
カウンター横の棚には、仕事の書類だけでなく趣味の本や取扱説明書をしまっておくのも◎
3帖ほどスペースがあればプリンターもまとめてここに置けますね。
セミクローズタイプのいいところは、ゲストから丸見えにならないこと。
作業途中でだれか来ても急いで片づけなくてOK。
家事動線上に設けると、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたり、
PCでレシピを調べたりと色々な使い方ができるのがメリットです。
こちらもオープンタイプと同様、防音性能が低いため、
ロールスクリーンで間仕切りを設けるなど工夫が必要です。
クローズタイプ
用途がはっきり決まっている方、集中して仕事をしたい方にオススメなのがクローズ(個室)タイプ
用途が決まっていないと、結局使わなくなり物置になってしまうことも…
これではスペースが勿体ないので、クローズタイプにしたい方はしっかり計画を。
個室タイプはネット関係や、プリンター、資料がまとめて収納できるので作業効率は◎
手の届くところに欲しいものを置けるのって便利ですよね~
さらに、オープンタイプと違って、お子様にいたずらをされる心配もありません!
(うちはオープンタイプのワークスペースなんですが、
気付くとPCの上にクレヨンが並べられていたり
コピックをお絵かきに使われそうになったりという事件が日常茶飯事で起きます。笑)
多少散らかっていてもプライベートスペースなので問題なし。
2~3帖でも空調用のコンセントなど、あとから増やすのは大変。。
はじめからしっかり計画して数や位置を決めておきましょう。
番外編①
こんなワークスペースあったらいいな編。
仕事で行き詰ったら、プライベートバルコニーでちょっと休憩!
なんてことも。ステキですね。
仕事だけではなく、夜眠る前に読書をしたり、日記を書いたり、
奥様のスキンケアスペースとして兼用したりと、リラックスして過ごせそうな間取りです。
図面では寝室とワークスペースがつながっていますが
夜、ここで仕事をするなら、寝ている相方の邪魔にならないように
建具をつけておくことをオススメします。
番外編②
LDKの一部に広めのワークスペースを確保。
仕事や、お子様の勉強スペースとして、書類保管スペースにも。
もし個室が2階にある間取りなら、将来夫婦2人の生活になったときに
ここを寝室にしてワンフロアで生活するのもいいですね。
まとめ
気に入るタイプのワークスペースはありましたか?
家族構成やお仕事スタイルによって、選ばれるタイプはそれぞれです。
「いつ、だれが、どんなふうに」使うのか
家族で具体的に話し合い、シミュレーションをしてみましょう♪
ぜひ今回の間取りを参考に、あなたの暮らしにあったワークスペースをつくってくださいね。
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