こんにちは、shioriです。
我が家は3年前に80㎡のマンションを購入し、リノベーションをしました。
マンションリノベはマンション購入費用+リノベ費用+諸費用(仲介手数料・登記や保険などの費用)と色々な費用がかかってきます。
「できるだけ予算内で工事をしたい!」
「こだわりたいけど、できることなら工事費用を安く抑えたい!」と
お考えの方は少なくないはず。
この記事では、我が家で実際に取り入れたコストカットの方法をご紹介します。
Contents
夫は現場・私は設計が得意
私たち夫婦はお互いに一級建築士で、夫は主に現場、私は主に設計と
得意としている分野が違うことでアイディアは2倍以上!
我が家もリノベーションするとき、ふたりで満足いくまで相談し
アイディアを出しながら設計・仕様決めをしました(^^♪
しかし、予算は決まっているのでやりたいことを全て詰め込むと予算オーバー…
なんとかコストカットできるところはないか?と検討を重ねました。
まず、一番にコストカットを決めたモノ
一番はじめにコストカットを決めたモノ、それは床材です。
マンションリノベでは、下の階の方への生活音の配慮として
マンションごとに管理規約で床材の基準やルールが定められています。
・遮音等級が取れた床材を選んだり
・遮音マットをひいたり
・床を上げて音が響かないようにする
等、施工方法はいくつかあるのですが
床材を変える場合は範囲が広いので、とにかくお金がかかる・・・!
我が家は全ての部屋の床を新しくする予定だったので、
遮音フローリングを選ぶと合計で約65万円かかる計算でした。
内訳はこんな感じ。
・遮音フローリング費用(洗面・お風呂・トイレ・畳スペース・玄関土を除く)+施工費用:約52万円
・既存の床の撤去費用:約13万円
※選ぶ遮音フローリングの種類や施工会社様によって金額は異なります
※さらに左官補修費用がかかりますが、他の床にした場合もかかる費用なので割愛
さらに、遮音フローリングってあまり種類がなく気に入るモノがなかなか見つかりませんでした。
既存フローリングに上張りをすることに
そこで、現場を得意とする夫から、
「既存のフローリングが綺麗だから、上張りにしよう」
と提案がありました!
上張りなら、既存のフローリングの撤去費用も不要で、なおかつ施工期間も短くてすむ!
幸い、既存の床に極端な不陸(≒でこぼこ)は見られなかったので上張りすることにしました。
我が家はこれを上張りしました
当時0歳の子どもがいたので、上張りするなら
傷がつきにくく、掃除もしやすい床がいい!と決めていました
…本当は無垢が良かったのですが、
赤ちゃんがいる生活では、傷がつかないかヒヤヒヤしたり
こぼされ対策で毎回ビニールシートをダイニング下にひく生活は私にとってストレスになる…
もちろん無垢は経年劣化を楽しむモノでもあるので、そういった「思い出」も味になるんですけどね(笑)
そこで、選んだ床材はサンゲツのフロアタイル
サンゲツは大判のサンプルももらえるので、工事前こんな感じでどの色目にするか最終決定しました
(日に当たったり、広い面積に使用すると、サンプルとは異なって見えるので現地で確認したかったんです)
結局、フロアタイルにしてかかった費用は施工費込みで約30万円!
なんと張替えとくらべて約35万円もコストカットすることができました!
(施工店によって費用は異なりますので、施工会社様にご確認くださいね)
上張りをするときに注意するポイント
施工期間も短くコストカットもできる上張りですが、注意するポイントがいくつかあります。
①既存のフローリングに極端な不陸がないかをチェック!
…もし不陸があった場合は、その部分を張替えるなど対策が必要
②床鳴りしている箇所はないかチェック!
…上張りをしても、下地に問題がある床鳴りは解消できません・・・
③既存の建具を使う際はカットをするなど対策が必要
…選ぶ床材によって変わってきますが
上張りをした分床が上がるので、既存の建具が使えないなんてことも。
まとめ
我が家の場合は、床を上張りすることによって約35万円コストカットができました!
そして浮いた費用で憧れの照明を購入!!予算内で満足のいくリノベをすることができました。
(この照明についてはまた後日お話ししたいと思います☆)
既存のモノをうまく利用したり、間取りを工夫したりすることで
リノベにかかる費用は大きく変わってきます。
これからお家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです(^^♪
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