こんにちは、暮らしデザイナーのshioriです。
最近SNSでもよく目にする洗面所と脱衣室を分けた間取り。
お施主様の中でも「絶対別がいい!」という方もいれば、「一緒の方が便利」とおっしゃる方も。
今日は、洗面所と脱衣室を分けて計画するメリット・デメリットを間取りを見ながらご紹介したいと思います!
洗面所と脱衣室を分けるメリット
①ウイルス対策ができる
新型ウイルスの流行に伴い、要望が多くなった独立した洗面スペース。
例えば、この間取りのように、帰ってきてすぐに手を洗えると便利ですよね
室内のドアに触らずに洗面まで行けるのもメリットのひとつです
②誰かがお風呂に入っていても洗面を使える
思春期を迎えたお子様がいるご家庭や、朝シャンする家族がいる方は脱衣室と分けておくことをオススメします
誰かが洗面を使おうとしても、もちろん鉢合わせの心配なしです!
③脱衣室がぐちゃぐちゃでも気にしなくてOK!
ゲストがよく来られるお家は、洗面を別にしておくとゲストも気兼ねなく使えます◎
多少脱衣室が散らかっていてもゲストに見られる心配がないので、洗面だけきれいにしておけばOK!
洗面所と脱衣室を分けるデメリット
①予洗いされる方にはオススメしていません
お子様がいるご家庭では、洗面で予洗いをしてから洗濯機へいれる方も多いのではないでしょうか
離れた洗面所で予洗いしたびちゃびちゃの洗濯物を洗濯機まで運ぶのは結構ストレスなので
下の間取りのように脱衣室と分ける場合でも洗濯機と洗面は近くに配置しておくことをオススメします。
②狭い空間で2分割はかえって使いづらい
例えば、洗面所2帖、脱衣室1帖と分けたとしましょう
間取りにもよりますが、1帖の脱衣室に洗濯機を置くと、人が立てるスペースは半畳ほどになってしまいます
お子さんと入浴される方にとっては、1帖の脱衣室は狭く感じると思います。
③それぞれスペースを必要とするので、費用がかかる
②の理由から、それぞれ2帖ずつ設けた場合、合計で4帖分スペースが必要となります。
もちろん、その分坪数が増えるので当然費用がかかります。
全体の間取りのバランスを見て計画することが大切です。
独立した洗面スペースを取れない方には
スペース的に独立した洗面が難しい方は玄関や寝室階にミニ洗面があると便利です◎
例えば、1階LDK・2階に寝室の方なら2階にミニ洗面をつけることによって
誰かがお風呂に入っているときでも歯を磨けたり
冬場に加湿器の水をわざわざ1階に入れに行かなくてすむというメリットも!
まとめ
いかがでしたか?
お家づくりは要望や予算・スペースの兼ね合いで、
色々なことを検討して取捨選択していかなければなりませんよね
その「選択肢」を増やすことは、お家づくりにとってとても重要です
あとから、「知らなかった!」「こんなこともできたんだ…」ということを無くすために
少しずつ選択肢を増やしていきましょう(^^♪
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