こんにちは、暮らしデザイナーのshioriです。
実は、私は設計士になる前、インテリアコーディネーターをしていました!
コーディネーターって色々な仕事があるんですが、内外装の仕様、設備、家具、外構から、電気配線図・照明プランまで様々なご提案をしていました。
当時、コーディネーターをしていた時は
「なんでここに建具があるんだろう…(スイッチつけられない…)」
「この部屋、家具配置できない間取りだ~…」など間取り図に対して色々発見があったものです
コーディネーターの経験があると、コーディネーターの目線を含めたお家づくりができます◎
設計士になってからはコーディネーターの知識を活かし、
暮らし方やライフスタイルを考えて間取りをつくるように心掛けています!
今日はその経験から、中でも私がお伝えしたい
電気配線図のチェックの重要性をお話したいと思います。
間取りのセカンドオピニオンだけで大丈夫?
間取りのセカンドオピニオン、最近よく耳にしませんか?
ハウスメーカーや工務店で、間取りを提案してもらったけど、ほかの間取りも見てみたい!
設計士さんに要望が伝わっていない気がする・・・など
理由は様々ですが、間取りのセカンドオピニオンをされる方は少なくありません。
せっかく間取りのセカンドオピニオンをして納得のいく素敵なプランになっても
コンセントやスイッチの位置を失敗するととても残念な気分になってしまいます・・・
家づくりの後悔ポイントで多いのがコンセントやスイッチの位置!
毎日触れる、使うものだからこそ
コンセントやスイッチの位置もできるだけ後悔のないように作りたいですよね
設計士の提案はあくまでも提案です
電気配線図って記号や線だらけでとても難しく感じませんか?
「プロが提案してくれてるし、このままでOK!」
・・・これは絶対やめてください!!!!
設計士はあくまで設計士目線で一般的に必要とされている箇所に配置をしているので
実際に暮らすあなたにとっては使い勝手が悪いことが結構あります。
コンセントやスイッチの場所を失敗する理由として
・設計士に要望が伝わっていない(配線図は配線図で別にヒアリングが必要です)
・シミュレーション不足(どんな風に生活するか、動線はどうか)
という点があげられます。
間取りの時には出てこなかったお話もしていかないと完璧(に近い)電気配線図はできません。
(1回のおうちづくりで100%満足って結構難しいです
設計士の私でも自邸はこうしておけば良かったというポイントはいくつかあります…)
どこに家具・家電を置いて、お家の中をどのように移動して、どんな風に暮らすか
ちゃんと設計士がヒアリングして、全てが反映されていればOKですが
念には念を入れて、自分でもシミュレーションしてみましょう
例えば、朝起きてから出かけるまでの動線や、お家に帰ってきてから一息つくまでの動線、
夜中に起きてしまってトイレに行く時のことまで考えられれば◎
シミュレーションはやりすぎかも?!と思うくらいやりましょう。
やって損はないです!!
電気配線図のセカンドオピニオンもあります
それでも、不安が残る方は電気配線図のセカンドオピニオンを検討してみてください
電気配線図も間取り同様、セカンドオピニオンをしてみると新たな発見があるはずです♪
実際に配線図のセカンドオピニオンをご依頼頂いたお施主様とはこんなやり取りをしています
(主にコンセントの位置のご相談でした)
間取りが決まっているお施主様から
間取り図とハウスメーカーや工務店から提案をしてもらっている配線図をいただき
ライフスタイル・生活動線・家具家電のサイズなど細かくヒアリングをさせてもらいました。
ヒアリングした内容をもとに現状から変えた方がいい部分や、
もっとこうした方が家事ラクになりますよ!など、新たな提案を加えて手書き図面を納品。
実際にお施主様からは「細かな部分までアドバイスがもらえて嬉しい」というお声や
「細部までなるほど~!と思うところが沢山ありました」などご感想をいただいています◎
まとめ
設計士の目線だけではなく、コーディネーター目線、ママ目線、女性目線で
間取り図だけでなく、そのあとの電気配線図もセカンドオピニオンをしていますので
気になる方はお問い合わせください(^^♪
別記事でスイッチの位置を決めるときに注意するポイントもご紹介しています◎
個人的にオススメなスイッチプレートはこちらから。
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