マンションリノベを検討されている方向け!トイレの注意ポイント3つ

リノベ

こんにちは、暮らしデザイナーのshioriです。

突然ですが、マンションを買ってリノベーションするなら、「トイレの配置」変えますか?

今日はトイレのリノベーションについて、注意するべきポイント3つをご紹介します

物件購入を検討されている方や、これからリノベーションされる方の参考になれば嬉しいです!

プランニングを左右するパイプスペース

パイプスペース(PS)とは、マンションの上下階に通っている排水管や排気管などが通っているスペースです。

画像のように中央に廊下があって、廊下からトイレにアクセスする間取りって多いですよね

マンションのパイプスペースは共有部分であることから、動かすことができません

トイレやお風呂、キッチンなどの水まわりの配置をガラッと変える場合、

配管用に床上げをしなければならならず、費用も余分にかかってしまいます。

マンションのトイレは壁排水がほとんどです(排水の立ち上がりは120mmか155mm)

移設しようとすると、画像のように床上げをしなければならずその分天井高も低くなってしまいます。

販売の図面にはパイプスペースの位置が記載されていない物件もよくあります

年間50件以上リノベーション現場を見ている夫曰く

大体はトイレ、キッチン、洗面のうち2~3か所パイプスペースがあるマンションがほとんどだそうです

実際に内覧する際、パイプスペースがどこにあるか必ずチェックしましょう!

排水だけでなく、換気設備にも影響がでる

トイレを移設する場合、費用がかかるのは

トイレ本体や設置費用、配管費用、内装の費用だけ・・・ではありません!

実は、トイレについている「換気扇」も一緒に移設しなくてはなりません

換気扇位置の移動はダクト経路に注意が必要です!

移設したトイレから既存の排気のスリーブまでの間に梁があったり、経路が長くなると少しやっかい。

既存のスリーブまで何度も曲げたり、梁下を通すと換気扇の性能が落ちてしまうだけでなく

ダクトの分、天井を下げなければならなかったりと、色々と設計する際に影響が出てきます

移設すると点検が出来なくなることも

パイプスペースには、定期的に竪管をメンテナンスや点検をするための点検口が設けられていることがあります

これも点検口を無くすことができないので、トイレを移設すると点検口が思わぬところに出てしまうことも・・・

これは、トイレのパイプスペースに限らず起こりうることですが

購入予定のマンションを見学される際はパイプスペースに点検口の有無もチェックするポイントのひとつです

まとめ

いかがでしたか?

リノベーションを検討されている方は、このポイントを押さえてみてくださいね♪

我が家は既存のトイレを活かしてリノベをしたので、また別記事でご紹介します(^^♪

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