こんにちは、暮らしデザイナーのshioriです。
暮らしの中で毎日触れる「スイッチ」
スイッチの位置は電気配線図という図面で指示するのですが
これがまあ記号だらけ!線もいっぱいで、初めて見る方はビックリされるのではないでしょうか。
画像のように、どこにどんな照明を設置するか
スイッチやコンセントはどこにするかなど、たくさんの情報が書かれています。
電気配線図は難しくて、設計士さんにお任せという方も
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、
住んでからの「スイッチ、ここにしておけば良かった~!」を減らすことができます!
間取りの中を歩いてみよう!
間取りが決まった方は、頭の中でシミュレーションしてみましょう。
・開き戸に隠れてスイッチが押しづらくないか(開き戸を閉めてからスイッチを押すことのないように)
・家具に隠れていないか(図面に家具を書き込んでみましょう)
・スイッチが遠くないか(これは間取りの問題でもある…)
最低でもこの3つはチェックをしてください
家に帰ってきた時のシミュレーションだけではなく
・夜中起きてしまって、2階の寝室から1階のLDKに行くパターン や
・各居室からトイレに行くパターン など
とくに夜など、暗い時間帯を想像してシミュレーションすると失敗が少なくなりますよ
人感センサーの出番はここです
例えば、よくあるのが洗面
洗濯機の横だと少し不便なので、ここは人感センサーの出番です。
引き戸だらけの空間や、玄関ホールなど通り抜ける狭い空間は人感センサーがオススメです。
人感センサーにすれば、消し忘れもないので◎
消し忘れたとき用の対策をとる
例えば、キッチンの奥にパントリーがある間取り
この場合、パントリー用のスイッチをパントリー入口1か所だけにしてしまうと
さあ出かけようとLDKのスイッチを消すとパントリーだけ明かりが付いている・・・
パントリーまで戻り、消し忘れたスイッチを消さなければなりません。
そこでオススメなのが3路スイッチ
3路スイッチとは2か所で入切ができるスイッチのことで
今回の間取りだと、パントリー入口とキッチン横の2か所に設けることで
消し忘れてもわざわざパントリーまで戻る必要がありません◎
3路スイッチはハウスメーカーや工務店によってはオプション扱いのところも。
オプションでも、使いやすさ重視で必要な場所には取り入れるのがオススメです。
まとめ
日々の暮らしの中で動線はとても重要です!
間取りがうまくできただけでは、いい動線とは言えませんよね
スイッチやコンセントの使い勝手で動線はさらによくなります◎
ぜひ今回の記事を参考に、こうしておけば良かった!が少ないお家づくりにしてくださいね♪
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